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フェイクグリーンのデメリット【ダサい・安っぽくて失敗した話】

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「フェイクグリーンって最近は本物そっくりのものがあるけど、デメリットはないのだろうか?」

「フェイクグリーン買って失敗したくないから、事前にデメリットを知っておきたい」

こんな疑問・不安にお答えします。

世話しなくていいし管理もしやすそうだから、なんとなくフェイクグリーンを選ぼうとは思っているものの、失敗したくなくて購入をためらっている人も多いのではないでしょうか。

結論、フェイクグリーンには下記のデメリットがあります。

  • 埃や汚れが溜まりやすい
  • 安っぽく見えてダサい
  • 成長せず変化に乏しい
  • 経年劣化でベタつく
  • ものによっては本物より高額

↓「フェイクグリーンのデメリット」の詳細にジャンプ↓

これは私個人の印象も含まれますし、フェイクグリーンを気に入って使ってらっしゃる方を否定するものでもありません。事前にこの点だけは明言しておきます。

ですが、やはりフェイクグリーンを購入して使ってみて後悔する人もいます(私もその一人です)。

私はフェイクグリーンを買って失敗したな…と思い、本物の観葉植物を育てはじめてその魅力にハマりました。

フェイクグリーンのデメリットについて調べる人は、本物を買おうかフェイクグリーンを買おうか迷っている人だと思います。

ですので、この記事では本物の観葉植物とフェイクグリーンを両方購入して体験した私の体験談から、フェイクグリーンのデメリットをまとめました。

これを読んで、どちらを購入するかの判断材料にしていただければ嬉しいです。

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フェイクグリーンのデメリット

改めてフェイクグリーンのデメリットは下記のとおりです。

  • ほこりや汚れが溜まりやすい
  • 安っぽく見えてダサい
  • 見た目の変化に乏しい
  • 経年劣化でベタつく
  • ものによっては本物より高額

順にもう少し深掘りしていきます。

ほこりや汚れが溜まりやすい

ほこりや小さなゴミ、汚れなどが溜まりやすいです。しかもかなり目に付きやすいので、最初はよくても数ヶ月も使えばあっという間に見た目が悪くなります。

上記の写真はダイソーで購入した多肉植物のフェイクグリーンですが、表面にいくつもほこりが付着しているのがわかると思います(赤い矢印のところ)

私は、フェイクグリーンの一番のデメリットはこれだと思います。

そもそもフェイクグリーンの原材料はほとんどがポリエチレンというプラスチックです。

このポリエチレンは静電気を帯びている関係上、空気中の小さなホコリやゴミを引き寄せやすいのでほこりがどんどん蓄積します。

そのため、定期的に掃除をしないとすぐに汚くなってしまいます。

安っぽく見えてダサい

ものにもよりますが、やはり見た目はどうしたって安っぽいです。

写真に撮ったり、遠目ではわからないことが多いですが、近づいて見たり触ったりするとすぐにわかります。

上の写真はフェイクの多肉植物ですが、つなぎ目のような箇所が目立ち、ひと目で偽物だとわかります。

他にも、上記の多肉植物にかぎらず、フェイクグリーンは本物にはありえない不自然な発色の緑色をしていますし、本物には必ずあるちょっとした枯れ(黄色や茶色など)もありません。

手触りはカサカサだったりぷにぷにしたり人工物ならではの触感がして、フェイクグリーンの樹木の場合は枝や幹に針金が入ってるので不自然に曲がったりします。

植物の葉のようなみずみずしさはないので、本物と比較するとどうしたってダサいです。

特に100均やホームセンターなどで取り扱っている価格の安いものは安っぽくてダサいなという印象を受けます。

見た目の変化に乏しい

右2つがフェイクグリーン(ダイソー購入品)

当たり前ですが、フェイクグリーンは成長しません。

いつまでも変わらない姿が良いといえばそれまでなんですが、私にとってはこれが非常に味気ないものに思えてしまいます。

本来、植物は成長したり枯れたりします。

だからこそひとつひとつ個性があって、成長するに連れて姿が変わっていくことや、「こんなに大きくなったのか」という成長過程を楽しめるものです。

ところがフェイクグリーンにはそれがないので変化に乏しく、「植物を育てる」という醍醐味を感じることができません。

変化に乏しいということは、見飽きるということ。見飽きるということは愛着がわかないということになります。

経年劣化でベタつく

フェイクグリーンは経年劣化します。

その結果、表面がベタついてしまい、手触りもよくありませんし、余計にホコリや汚れをためやすくなってしまいます。

直前ではフェイクグリーンは変化が乏しいと書きましたが、悪い意味で手触りの変化(劣化)は起こります。

しかも経年劣化によるベタつきはかんたんに取れないので、どんどんホコリや汚れが付着していきます。

上記の写真もダイソーで購入したものですが、表面がベタついていて、指でこするとゴミや汚れが指にベトッと付着します。

そんなベトベトするものに触れたいとは思いませんし、触れたいと思わない時点で放置されますし、結局お金の無駄になってしまいます(体験談)。

ものによっては本物より高額

最後に金額面です。

フェイクグリーンは100均でも買えますし、ほとんどは安価ですが、本物に似せたクオリティの高いものは金額もそれなりに高いです。

たとえば下記はニトリのフェイクグリーン(フィカス)ですが、なんと6,000円近くします。

150cmほどと大きさもそれなりなので値段も高いのはわかるのですが、正直6,000円も出すくらいなら本物を購入した方がずっといいなと思ってしまいます。

というのも、私が実際にこれを買った経験があるからです。

上記の写真のテレビの左側にあるフェイクグリーンがまさにこれで、ぱっと見はまぁ本物に見えなくもなくて最初は気に入っていました。

でも、ホームセンターでこのフェイクグリーンよりも大きく個性的なフォルムで、価格も安い大型のパキラを見て、

  • 高い買い物したな、失敗したな
  • これならパキラを最初から買えばよかった

…と後悔した過去があります。

結局そのパキラを購入して、今はリビングのシンボルツリーとして飾っており、大満足しています。

フェイクグリーンのメリット

フェイクグリーンのメリットも紹介しておきます。

私はデメリットの方を多く感じていますが、もちろんメリットもたくさんあります。

  • 枯れない
  • 日差しや水など管理の手間がかからない
  • 衛生的
  • レイアウトが自在にできる
  • 空気清浄効果がある

こちらも順番に書いていきます。

枯れない

一番はやはり管理面。水切れなどを起こすことも、日焼けなどを起こすこともありません。

デメリットで挙げた「ずっと見た目が変わらない」ということは枯れないということ。

植物を育てていて一番残念なのは元気がなくなり枯れるという経験だと思います。

それがないのは大きなメリットです。

日差しや水など管理の手間がかからない

上記でも挙げましたが、日差しや水などの管理の手間がかかりません。

植物は水をあげすぎても水切れを起こしても枯れてしまいますが、それを気にする必要がありません。

また、植物は種類によって好みの日当たりも違い、日光が大好きで直射日光に耐えられるものもあれば、逆に日光をあまり好まない植物もあります。フェイクグリーンはそれも気にしなくてOK。

加えて、成長にあわせて植え替える手間もありません。

衛生的

植物を屋内で育てることに抵抗がある理由で一番大きなものは、やはり虫がわくことではないでしょうか。

フェイクグリーンは人工の植物なので、土や肥料、水も必要とせず虫がわきません。

また、土が腐ったりこぼしたり、水やりの際に鉢底からあふれた水をこぼすなどの心配もありません。

そのため、本物の観葉植物に比べて圧倒的に衛生面では有利です。

レイアウトが自在にできる

フェイクグリーンは土も水分もないため、軽いものが多いです。

そのため移動がさせやすく、また、前述のようにその植物に適した日当たりを気にして本来置きたい場所におけない…なんてこともありません。

こうしたレイアウトが自在にできるというメリットもあります。

空気清浄効果がある

最後に空気清浄効果です。

これは「光触媒」という素材を使って作られているフェイクグリーンに限りますが、室内の空気をきれいにしてくれるというメリットもあります。

光触媒とは、日光や室内の照明などの光が当たると、空気中の有害な物質などを酸化して除去してくれる作用がある物質のこと。

抗ウイルス作用があることもわかっていて、なんと東大の研究では光触媒にはコロナウイルス抗ウイルスにも効果があることがわかっています。

※参照元:https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20210521-1.html

フェイクグリーンにデメリットを強く感じたら:管理が楽な観葉植物

ここまで読んできて、フェイクグリーンにデメリットを感じた方向けに、

  • 水やりのタイミングがわかりやすい
  • 水切れしても多少耐えられる
  • 見た目も良い
  • 虫がつきにくい

という4つのメリットを合わせもった観葉植物をご紹介します。

私が実際にいま育てている中で、特に「これが本当に育てやすい」と実感したものを厳選しましたのでご参考に。

ヒメモンステラ

一番のおすすめはヒメモンステラ。

上で挙げた4つの条件をどれも高水準で満たしてくれる優秀な観葉植物です。

我が家ではリビングのソファ脇、サイドテーブルの上に飾っています。

小ぶりなのに、ひと鉢でとても存在感があってモダンな雰囲気にも、ナチュラルな雰囲気にもなじんでくれます。

ふつうのモンステラはとても大きいのですが、このヒメモンステラはその名前のとおり葉っぱが小ぶりで、大きくなっても手のひらサイズくらいに収まります。

水切れのタイミングは、葉っぱがくるっと巻いてくるようになったときとわかりやすく、しばらくあげないでいても割合肉厚な葉っぱなので水分を多く溜め込むためか、しばらくもってくれます。

また、日光をそれほど必要としない(むしろ当てると黄色くなって日焼けを起こし枯れてしまう)のも◎。

強健で、茎から大胆に切ってもまたすぐ生えてくる生命力の強さも持っていて、これが一番育てやすいなと感じています。

ポトス

ポトスはツル性の観葉植物で、直前で紹介したヒメモンステラと同じくサトイモ科の観葉植物です。

サトイモ科の観葉植物は、とにかく水切れに強く、しかも見た目にも美しいという初心者向けの植物が多くて、このポトスも例外ではありません。

水やりのタイミングはヒメモンステラ以上にわかりやすく、葉っぱがくたっと倒れるようになっているとき。

明らかに元気がないのがわかり、ふつうの植物ならもうダメそうなタイミングでも全然OK。水をあげるとみるみるピンと葉っぱが立ち上がって元気になります。

この植物はハンギングがおすすめ。我が家ではダクトレールに吊り下げて飾っています。

※詳しくは「ダクトレールに観葉植物をおしゃれに飾るコツ&おすすめ植物」をご覧ください。

つるを伸ばして垂れ下がってボリューム感が出るのが本当にかっこよくて、これひとつだけで洗練された空間に見えます。

(もちろんふつうに鉢植えして棚などの上に置くのも良いですよ!)

品種も豊富で、上記の写真はライムという品種ですが、白い斑がはいって緑と白のコントラスト模様がきれいな「エンジョイ」。ほぼ真っ白な見た目の「マーブルクイーン」などもあります。

ポトスはこのバリエーションの豊かさと、育てやすさ。どちらも手に入る観葉植物です。

ウスネオイデス(スパニッシュモス)

ウスネオイデスは「エアプランツ」と呼ばれる、根っこを持たない(正確にはありますが)植物のひとつです。

白みがかったシルバーリーフが特徴で、これもダクトレールなどに吊り下げて育てるのが正解。

水やりのタイミングは毎朝、霧吹きで水がしたたるくらいに吹きかけるだけ。とっても簡単です。

あとは、その水分がすぐに乾く環境であると最高なので、360度空気に触れているダクトレールなどに吊り下げるのが良い、というわけです。

要は「思いっきり潤わせる→すぐに乾かす」という状態を作ってあげるのがいいということで、吊り下げる環境さえ合っていればかんたんに育てられます。

※ウスネオイデス(スパニッシュモス)も下記記事で紹介しています。

フェイクグリーンのメリット・デメリットについて:まとめ

以上、フェイクグリーンはメリット・デメリットがありますので、よく比較検討してみましょう。

私の場合はデメリットを多く感じ、特に「にせものっぽさ」がどうしても受け入れられずやめた人間ですが、このへんはひとによって違います。

観葉植物を選ぶにしろ、フェイクグリーンにするにしろ、ぜひご自分にあったものを選んでくださいね。

フェイクグリーンのメリットは?

フェイクグリーンのメリットは次の5つです。①枯れない、②日差しや水など管理の手間がかからない、③衛生的、④レイアウトが自在にできる、⑤空気清浄効果がある

フェイクグリーンのデメリットは?

フェイクグリーンのデメリットは次の5つです。①ほこりや汚れが溜まりやすい、②安っぽく見えてダサい、③見た目の変化に乏しい、④経年劣化でベタつく、⑤ものによっては本物より高額

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この記事の著者
pakiki

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