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シマトネリコを植えてはいけない!後悔する7つの理由&対処法【近所迷惑】

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シマトネリコは植えてはいけない木の代表みたいに言われるけど、本当に地植えすると後悔するのか?どんなところが後悔するポイントなのか?

こんな疑問をお持ちの方のために書きました。

個人的には、シマトネリコは植えて後悔する庭木だと思っています。

成長の早さ・管理の手間・勝手に生えたり…など、庭に植えると近所迷惑にもなり、デメリットが多く植えてはいけない木の代表です。

このページではなぜシマトネリコを植えると後悔するのか、実際の写真や実例、実際に体験したり目にした内容を具体的に交えながら解説します。

シマトネリコの代わりに検討したいおすすめの常緑・シンボルツリーもご紹介しますのでご参考になさってください。

 

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シマトネリコを植えてはいけない!後悔する理由(デメリット)

まずは結論から。シマトネリコを地植えすると後悔する理由、「植えてはいけない」とされる理由は下記7つです。

  • 成長速度が早く管理の手間がかかる
  • 1年中葉を落とし掃除が大変
  • カブトムシやハチが寄ってくる
  • 種が飛んで落ちた所から勝手に生える
  • 見た目が鬱蒼としている
  • 個性がない(人とかぶる)
  • 根張りが強すぎる

では順に、実際の写真・具体的な実例などを踏まえて詳しく解説します。

成長速度が早く管理の手間がかかる

シマトネリコの成長速度は極めて早く、少なくとも1年に50cm程度、日当たりや土壌などの条件が揃えば1年で1Mほど伸びてしまいます。

成長が早いということはそれだけ生命力が高く、枯れることも少ないということでもあるのですが、管理の手間は非常にかかります。

私の近所に外構をやり直したお家があり、新たにシマトネリコは地植えしたそうですが、1年も経過せずに30cmほど伸びています。

また別の近所のお家では長年植えたであろうシマトネリコを主幹ごとばっさり切っていましたが、またそこから新たに枝を無数に伸ばし、やはり1年足らずで1M近く伸びた例も…

と、このように恐ろしいほどの成長速度で放っておけばあっと言う間に2階の窓にまで届くほどになり、「手に負えない」という言葉が似合いすぎる木です。

そのためこまめな剪定は必須。最低1年に1回は剪定が必要になり、管理の手間が非常にかかります。

大きくなればなるほど枝もたくさん伸びますので、年々その管理の手間は増えていき、これだけでも「シマトネリコは植えてはいけない」と断言できます。

YouTubeやSNSでもしばしばシマトネリコの成長しすぎた様子を見かけるので、もはやシマトネリコは成長しすぎる木の代名詞となっています。

1年中葉を落とし掃除が大変

シマトネリコは冬になると茶色くなって葉を落とす「半常緑」です

シマトネリコは常緑樹と言われますが実際は「半常緑」です。

一定量の葉っぱは常にありますが、季節関係なく1年中ずっと葉っぱを落としますし、熱帯地域原産であることから日本の気候においては晩秋~冬にかけて落葉樹並に落葉し、残った葉っぱも変色します。

しかも葉っぱが小さいので掃除が大変。

葉っぱがある程度大きければ拾ったりしやすいのですが、シマトネリコは葉っぱが小さい分拾いづらく、大量に落ちます。

※上記写真はショッピングモールに植わっているシマトネリコですが、根本に大量の茶色い葉っぱが落ちているのがわかると思います。

かつ、ある程度の大きさに育つとその分多くの枝を伸ばすため、落とす葉っぱの数も増えます。つまり、年々掃除の手間が増えていくということです。

これが自宅だけならいいのですが、隣家に近い位置に植えてしまうと隣家の庭や通路など敷地内にも葉を大量に落とすことになり、近所迷惑になります。

以上のように大きく成長したシマトネリコは基本、毎日掃除が必要な木なのです。

※カエデなどの落葉樹は年に1回掃除すればいいだけなので、これなら圧倒的に落葉樹の方が掃除・管理の手間はかかりません…

カブトムシやハチが寄ってくる

シマトネリコはカブトムシやハチが好んで寄ってくる木です。虫が苦手な人にとってはこれは大きなデメリットではないでしょうか。

シマトネリコの樹液はカブトムシが非常に好むことで知られます。

2021年に小学生が論文の第一著者になったことで話題になり、Yahooのトップニュースになったり、NHKなど各テレビなどメディアにも多く取り上げられ、それをきっかけによく知られるようになりました。

参考:カブトムシの謎に迫る!

このニュースによれば、カブトムシは大アゴでシマトネリコの樹皮を削って、そこから出る樹液を食べにくるのだとか。

加えて、本来夜行性であるはずのカブトムシですが、シマトネリコの場合は昼間にも寄ってくるため、夏の間は一日を通しているということになってしまいます。

夜行性で知られるカブトムシですが、シマトネリコの場合は昼に集まることも多いのも難点です。

なお、カブトムシが好む樹液はスズメバチもまた好むという事も忘れてはいけません。

雑木林にあるコナラやクヌギの樹液に集まる虫を観察するとわかるのですが、多くの場合、カブトムシやクワガタとスズメバチは同じ餌場に居ることが多いです。

またシマトネリコの花はアシナガバチが好むそうで、「夏の間にアシナガバチハチが多くて怖い」などの声はいくつも聞かれます。

「本来見なくてもいい虫をわざわざ呼び寄せる」ことで、シマトネリコを植えて後悔した方は多いようです。

種が飛んで落ちた所から勝手に生える

シマトネリコの周辺には幼木が大量に生えます。これも非常に大きなデメリットであり、後悔するポイントです。

原因はシマトネリコの花にあります。

巨木に成長したシマトネリコは夏に白っぽい花を咲かせ、それが秋になると実になり、周辺に大量に飛ぶことになります。

この飛んだ種がかなりの曲者で、雑草しか生えないような土でも芽を出しぐんぐん成長します。

上記の写真は近所にある施設の外周路なのですが、何十個ものシマトネリコの幼木が生えているのがおわかりになると思います。

この場所は奥行き30cmくらいしかない痩せた土なのに、落ちた実からこれだけ多くのシマトネリコが勝手に生えてきています。

しかも恐ろしいのは除草剤にも負けないということです。

この施設の職員の方も手を焼いていたのか、この写真を撮影する1年ほど前に除草剤をまいたようなのですが、カラスノエンドウなどの雑草は軒並み茶色く枯れていたものの、シマトネリコには効かなかったようです。

除草剤にも耐えた生命力の強いシマトネリコは種の状態からわずか2年ほどで2Mを超えるまでに成長しており、未だに成長し続けています…

これが隣家など近所にまで及んでしまうと考えるとシマトネリコって怖いなと思いますよね…。

見た目が鬱蒼としている

シマトネリコは葉っぱが細かく涼しげな印象の…などと形容されることもありますが、それはプロの手できちんと剪定・管理されて育った木のこと。

そのため植えた当初こそ涼しげな印象かもしれませんが、大きく成長したシマトネリコは 無数の枝と葉っぱをつけた結果、鬱蒼とした暗い印象を持つ木になります。

上記の写真は近所の施設脇に植わっている街路樹のシマトネリコですが、この写真から「涼しげな」印象を受けるでしょうか…?

枝も葉もボサボサ伸び放題ですし、葉っぱは濃い緑色で暗い鬱蒼とした印象を抱くのではないかと思います。

多くの人はなるべく庭木の管理の手間を省きたいでしょうし、こまめに様子を観察したり剪定はしないはず。

そのため、シマトネリコは最初は涼しげな印象はあるかもしれませんが、2年目以降などは鬱蒼とした印象を持つ木へと大きく印象を変えてしまうのです。

個性がない(人とかぶる)

シマトネリコはかつて一大ブームを起こしたほど人気の庭木でした。

新築一戸建ての庭や新築マンションにはほぼ必ず植わっているイメージがあり、ブームから10年以上経過した2020年代でも、未だに新築の一戸建て・マンションに植わっていることが多いです。

ちょうど上記の写真のようなイメージを持たれる方も多いのではないかなと思います。

人気だということは、裏を返せば「他人とかぶる個性が出ない庭木」とも言えます。

せっかくお気に入りの庭木や、シンボルツリーとしてふさわしい木を選ぶのなら、それを植えてしまうことで「他人と同じ無個性なお家」にするのは避けたいもの。

そういう意味では、シマトネリコは定番すぎる木なので、個性を出したい人にとっては植えてはいけない庭木です。

根張りが強すぎる

シマトネリコは根張りが強く、植木鉢の底穴を突き抜けるほど

最後に根張りの強さです。

最初に「成長が早く管理が大変」と書きましたが、それは根も同じこと。

シマトネリコに限らず、植物の成長は根っこと連動しています。根っこを張る力が強ければ強いほど枝葉を多く大きく伸ばします。

つまり、枝葉を次々に伸ばすシマトネリコは根張り・根の広がりも強く、太い根っこが広範囲に広がります。

その結果、水道管や電線など地中に埋まった重要な配線に絡みつくように伸びていってしまい、傷つけることはなくてもそれらに絡みつくように伸びる可能性はあるので、生活に支障をきたすリスクもあるのです。

上記の写真は植木鉢で小さく管理されたシマトネリコですが、細かい根っこが鉢底のスリットから大量に出ているのがわかります。

根張りの強さは鉢すら突き破るほどで、下記の動画にあるように鉢植えで小さく管理しようとしても「鉢を突き破り、勝手に地植えとなった」例もあります。

仮に配管などを傷つけることがなくても根張りが強いので伐採・伐根する場合もかなり手を焼きます。

植木屋さんなどプロの手を借りなければ処分も難しいので、根張りの強さを覚悟の上で広い場所に植えましょう。

シマトネリコを植えるメリット

ここまではシマトネリコを植えて後悔する理由(デメリット)をご紹介してきましたが、もちろんメリットもあります。

  • 価格が安く手に入りやすい
  • 洋風・和風問わずどんな庭にも合わせやすい
  • 成長が早くリセットが利く

上記がシマトネリコを植えるメリットです。順に詳しく説明します。

価格が安く手に入りやすい

後悔する理由であげた「個性がない(人とかぶる)」というのは、市場にそれだけ多く出回っているということでもあります。

そのため、ホームセンターや園芸店をはじめ、ネット通販でもたくさん取り扱っているので確実に手に入ります。

しかも値段も安いです。生産者さんの立場からすれば成長が早いので栽培も楽で大量生産可能なので、結果として価格も安くなります。

シマトネリコは庭木にあまりお金をかけたくないという方には最適な庭木と言えます。

洋風・和風問わずどんな庭にも合わせやすい

シマトネリコは古くから日本にある木のような雰囲気でも、エキゾチックな海外風の木のようでもなく、ちょうど中間にあたるような癖のない雰囲気の木です。

たとえば、松、南天、イヌマキ、モミジ、ツバキなどの木は和風のイメージが強くなり、ミモザ、オリーブ、コニファー、ソテツ、ヤシなどは洋風のイメージが強くなります。

その点、シマトネリコは幹や枝ぶりは癖がなくきれいですし、葉っぱも細かく圧迫感がありません。どちらにも属さない癖のない見た目なので、和風・洋風どちらの庭にも合わせやすいです。

成長が早くリセットが利く

こちらも後悔する理由であげた「成長速度が早い」の裏返しになりますが、枝をぐんぐん伸ばす性質はリセットが利くというメリットにもなります。

たとえば庭木の手入れの失敗でよくある「剪定しすぎてスカスカした印象になってしまった」というときや、成長しすぎたので強剪定したとき。

このとき、成長の早いシマトネリコならすぐに枝葉を伸ばすので、リセットが容易です。

失敗してもやり直しがしやすいのは大きなメリットといえます。

シマトネリコを植えて後悔しないための注意点

ここからは「それでもシマトネリコを植えてみたい」という方のために、植えて後悔しないための注意点をご紹介します。

  • 半径1M以内に家・配管・隣家との境界線がない場所に植える
  • 年に数回の剪定を想定し、木の足元を空けておく
  • プロ(植木屋さん・造園屋さん)にお願いする

上記3点です。

なお、この注意点は「私の行きつけの植木屋さん」「ホームセンターの園芸コーナーの専門店員さん」「エクステリアを専門とする業者の知人」の3人に相談して得られた回答を集約したものです。ご参考になさってください。

半径1M以内に家・配管・隣家との境界線がない場所に植える

シマトネリコは前述のように枝・葉・根ともに成長速度が極めて早いので、自宅や隣家の家、配管や隣家の境界線を越えない範囲に植えましょう。

目安としては最低でも半径1M以内に上記のものがない広い場所に植え付けましょう。

家の近くに植えてしまうと、根が家の基礎の部分や桝、配管や電線などに沿うように強く張ってしまいますので、もし抜根したいなどの場合は大変です。

※よくネット上にある、「最悪の場合、基礎を破ったりして家が傾く危険性もある」という情報は不正確な憶測と思われます。実際は根は基礎や配管などの硬いものから逃げるように土のある方へ伸びていくので、基礎を壊したりなどのことは起こりにくいようです。詳細は下記動画が大変参考になります。

また、葉も頻繁に落とし、落ちた実から幼木が次々に生えてしまうことも想定し、隣家と十分に距離を取るべきです。

放任せず剪定して成長をある程度抑えれば、落葉や実から勝手に幼木が生えるのを防ぐことはできるようです。

しかしそれも絶対ではないので、こまめな手入れが苦手な人ほど最低でも半径1M以内には家・配管・隣家との境界線がないようにしましょう。

年に数回の剪定を想定し、木の足元を空けておく

剪定・芯止めされたシマトネリコ

先程も書いたように、シマトネリコは管理必須の木です。

放っておけば1年に1M成長することもざらにありますので、年に数回の剪定を想定しておきましょう。

  • 最も生育し、かつ花を咲かせる夏になる前(6~7月頃)
  • 新芽が芽吹く前の早春の時期(3月~4月頃)

目安は上記の2回で、どちらも本格的な成長を迎える前に対処できる時期です。最低でも年に2回と覚えておくといいでしょう。

ただし、シマトネリコは成長するにつれて成長速度も早くなっていきます。

そのため、成長しすぎてしまって手に負えなくなりそうなら「芯止め」をしましょう。

芯止めとは、主幹(一番太い幹)の上部をバッサリ切って樹勢を弱め、成長を抑制する作業のことを言います。

また、こうした剪定作業をするためには、シマトネリコの足元に低木や下草が植わっていると作業がしづらくなってしまうので足元はできるだけ空けておくことをおすすめします。

足元を空けておかないと、幼木が生えてきてしまった場合に抜くのも大変になり、根っこと一緒に周辺の植物も同時に抜けてしまうこともあります。

剪定を楽に行うためにも、足元を空けておきましょう。

プロ(植木屋さん・造園屋さん)にお願いする

最後に、植え付ける際はプロ(植木屋さん・造園屋さん)にお願いすることも実はとても重要です。

プロにお願いすることのメリットは、

  • 木が最も美しく見える角度や傾き加減などを見て植えてくれる
  • 他の植物や、家の外観などとバランスを見て植えてくれる
  • 剪定や伐採、消毒など、その後のメンテナンスも対応してくれる

この3つです。特にシマトネリコの場合は前述のようにメンテナンスが必須の木なので、どこに植えるのか?が相談できるのは極めて重要です。

また、剪定をお願いする際も、伐採もお願いすることになった際も、同じ方にお願いすることでスムーズです。

そのため、近所のプロ(植木屋さんや造園屋さん)にお願いすることを強くおすすめします。

くらしのマーケット」を使って、近くの植木屋さん・造園屋さんに相談してみましょう。

値段や植える樹種の相談自体は無料ですし、一般的な価格よりもだいぶ安く対応してくれますよ(私もお願いしました)。

シマトネリコの代わりにおすすめの常緑樹

ここまで見てきて、「シマトネリコを地植えしたら後悔しそうだからやめよう…」と感じた方のために、シマトネリコの代わりになる常緑の庭木をご紹介します。

  • ビバーナム・ティヌス
  • ソヨゴ
  • 四季咲きモクセイ

上記がシマトネリコの代わりにおすすめの常緑樹です。

この3つに共通するのは「成長が遅い」「葉っぱを落としにくい」という特徴を持つことです。

いずれも我が家で育てていて管理がしやすいなと感じる庭木ですのでおすすめです。

では、もう少し詳しく特徴など書いていきます。

ビバーナム・ティヌス

最大樹高3Mほど
日照条件日向、半日陰、日陰どこでもOK
特徴・備考・春は花、冬は濃紺の実・深緑の葉・赤い幹のコントラストが楽しめる
・生け垣に使われるほど葉が密に茂る
・病害虫の被害がほぼない

ビバーナム・ティヌスは春に咲く白い集合花と、冬になる濃紺の実が美しい中低木です。

成長が非常に遅く、最大樹高も最大で3Mほどまでしか成長しません。

病害虫にも強く、日照条件も土壌も幅広く対応する強健な性質なので非常に育てやすい木です。

ただ、小さな葉っぱがたくさん茂るので一見して地味で暗い印象を受ける木でもあります。

より詳しくは下記ページ「ビバーナム・ティヌスは庭植え後悔なし!メリット/デメリットと育て方」をご覧ください。

ビバーナム・ティヌスを手に入れるには?

ビバーナム・ティヌスは近年取り扱いが増えたものの、まだまだ一般的ではありません。

加えて、成長が遅いため大きく成長したものはかなり希少で店頭での販売は稀です。

そのため、ネット通販での購入がおすすめです。

ソヨゴ

最大樹高10Mほど
日照条件日向、半日陰、日陰どこでもOK
特徴・備考・控えめな小花と赤い実が楽しめる
・暑さ・寒さ共に強い
・樹形の美しさと小ぶりで波打つ葉が和洋ともに馴染む

ソヨゴは樹形と波打つ小ぶりで波打つ葉っぱが美しい常緑樹です。

こちらも成長が極めて遅く、我が家に植わっている高木の中では最も成長が遅く、1年に10cm程度しか伸びません。

ただ、成長が遅い割には強健な性質で、暑さ・寒さともに強く、雪が降ってもまったく平気。

葉っぱが重なって生えてくるので、風通しが悪い場所ではカイガラムシや黒点病が出やすい難点もありますが、全体的には病害虫もつきにくく育てやすい優秀な木です。

ソヨゴを手に入れるには?

ソヨゴは近年非常に人気の出てきた樹種なので、ホームセンターや園芸店などで購入できるでしょう。

近くホームセンターなどがないという方はネット通販で手に入れましょう。豊富に揃っていますよ。

四季咲きモクセイ

最大樹高5~6Mほど
日照条件日向、半日陰、日陰どこでもOK
特徴・備考・年間を通して良い香りの白いかわいい花をつける
・枝葉をどんどん出すので、放任するとこんもり丸い樹形に育つ
・レアな木でほとんど見かけない

四季咲きモクセイは、秋に良いオレンジ色の香り高い花を咲かせるキンモクセイの仲間であるギンモクセイの品種改良版です。

1年に3~4回、白い控えめなキンモクセイに似た香りの花をつける性質があるのですが、キンモクセイほどは香りません。

こちらはビバーナム・ティヌスほど葉が密に茂らないものの、枝葉を横に出しやすいので、放っておくとこんもりと丸く育つので、自然な感じに透かし剪定をしてあげるときれいにまとまります。

病害虫もつきづらく強健で育てやすいのですが、珍しい品種なのでお店で見かけることはほぼないのが難点です。

四季咲きモクセイを手に入れるには?

上記のように四季咲きモクセイはお店でほぼ見かけないレアな木です。

楽天やYahoo!などネット通販で購入することをおすすめします。

シマトネリコを植えて後悔している人はプロに依頼して伐採を

なお、すでにシマトネリコを地植えしていて、前述のようなことで後悔している方は、プロに依頼して伐採しましょう。

自分でやることももちろん可能なのですが、

  • 誤って地中の配管など設備を壊してしまった
  • 根っこが深すぎて伐採が難しい
  • 他の木や植物の根や幹まで間違って傷つけてしまった
  • 地中から石やゴミが出てきた

といった予想外のトラブルが起きてしまうことがあります。(これ以外にも想定しないことが確実に起こります)

近隣トラブルになったり、抜いた木の処分に困ることだってありえます。

そんなトラブルを未然に避けるためにも、プロにお願いして伐採してもらいましょう。

先程からご紹介している「くらしのマーケット」を使って、近くの植木屋さん・造園屋さんに相談してみましょう。

日本全国に対応していて、地域やその人にもよりますが、大体伐採(庭木を切り倒すこと)なら3,000円~、抜根(庭木を根こそぎ抜いてしまうこと)なら5,000円~で対応してくれます。

シマトネリコは植えてはいけない?後悔するのか?に関するまとめ

個人的な印象ですが、シマトネリコは近所迷惑になる可能性もあるので「植えてはいけない木」「植えたら後悔する木」だと思っています。

成長速度がかなり早く、葉も大量に落とし、さらに種が飛んで勝手に幼木が生えてくるなど、とにかく扱いがしづらいです。

それでもどうしても植えたい方は「シマトネリコを植えて後悔しないための注意点」を参考にしてメンテナンスがしやすいよう工夫しましょう。

後悔するのが嫌な人は「シマトネリコの代わりにおすすめの常緑樹」を参考に、他の樹種を選んでみてください。

この記事のFAQ

シマトネリコのデメリットは?

個人的にはシマトネリコは植えると後悔する庭木だと思っています。理由は下記のようなデメリットを持つ木だからです。

・成長速度が早く管理の手間がかかる
・1年中葉を落とし掃除が大変
・カブトムシやスズメバチが寄ってくる
・種が飛んで落ちた所から勝手に生える
・個性がない(人とかぶる)

» シマトネリコを植えて後悔する理由を写真・実例つきで全て見る

シマトネリコは植えない方がいい?

シマトネリコは成長が極めて早く、枝葉を出す力も根の広がりもぐんぐん進行してしまうため、半径1M以内に家・配管・隣家との境界線がない場所に植えましょう。家の基礎や配管などの近くに太い根っこが生えると抜根したいときに非常に大変になりますし、実が飛んで幼木を無数に生やしたり、葉っぱが大量に落ちるなど近所迷惑にもなる可能性があります。周囲を1M以上空け、年に数回の剪定を想定し、木の足元を空けておくなどの工夫をしなければ植えない方がいいでしょう。

» シマトネリコを植える際の注意点を確認する

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この記事の著者
pakiki

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