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ビカクシダ・ホーンズサプライズの育て方・水やり方法・特徴・難易度【2025年8月~の成長記録を元に解説】

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2025年8月にお迎えした「ビカクシダ・ホーンズサプライズ」の育て方、水やりの方法や特徴(難易度や耐寒性など)を初心者向けにまとめたページです。随時更新していきますので、これから育てたい・買いたいと思っている方はご参考になさってください。

※成長記録はインスタグラムThreadsで発信中です。

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ビカクシダ・ホーンズサプライズとは?特徴など

ビカクシダ・ホーンズサプライズはその名前のように驚き(Surprise)のある特徴を持った魅力的なビカクシダで、マダガスカリエンセの独特の脈打つような見た目の貯水葉と、アルシコルネの育てやすさ・ピンとする胞子葉を併せ持った交配種です。大きさは比較的コンパクトでビカクシダの中では小型~中型の部類に入ると思います。

最大の特徴は葉脈がやや浮き出てボコっとした貯水葉で、原種であるマダガスカリエンセほどはっきりとしてはいませんので、マダガスカリエンセのあの独特の見た目が苦手な方でも大丈夫かなと思います(私もそのひとりです)。

またこの貯水葉は水苔を正円状に丸く覆うのも特徴で、ボールのように丸っこい貯水葉がかわいらしい印象すらあります。

胞子葉は先端が幅広に(放射状に)育ち、個体差はあるものの全体的に下方にやや垂れる傾向があります。

育て方の特徴としては水のやり方がポイントで、マダガスカリエンセの自生地であるマダガスカルのカラッとした気候に由来してか、蒸れを嫌う割には乾きすぎてもダメで、完全に乾き切る前の水やりが重要。かつ風通しも重要なので、15℃以上ある場合は(特に室内管理する際には)空気がしっかり循環しているかも管理上のポイントになります。

ビカクシダ・ホーンズサプライズの育て方

ビカクシダ・ホーンズサプライズの育て方を詳しくまとめました。

私が実際に管理している環境や方法を可能な限り詳しくまとめましたのでご参考になさってください。

※この管理方法はあくまで私個人のやり方です。ビカクシダの様子を見たり専門家が発信している情報を収集したりして日々アップデートを重ねていますので、全員が全員このやり方が正しいとは限りません。あらかじめご了承ください。

基本情報

品種名ビカクシダ・ホーンズサプライズ(Platycerium Horn’s Surprise)
交配品種名Madagascariense x Alcicorne(マダガスカリエンセ×アルシコルネ)
自生地なし ※交配品種(園芸品種)のため
見た目の特徴・葉脈がやや浮き出て凹凸のある貯水葉
・貯水葉は水苔を正円状に丸く覆い、ボール状になる
・胞子葉は先端が幅広に下方にやや垂れる
管理する上でのポイント・植え替え・株分けなどは4月~6月がおすすめ(これから暖かくなっていく時期なので失敗しづらいです)
・蒸れすぎても乾きすぎてもダメで、完全に乾き切る前に水をやるのが重要
・15℃以上ある場合はしっかり風が循環する環境をキープ(室内管理の場合は特にサーキュレーター必須)
お迎えした日(管理開始日)2025年8月19日
植え付けるもの私の場合は下記どちらかです
・ビカクシダ板付用の板(メルカリで購入)←ホーンズサプライズの場合はこちら
・通風パネル(Amazonやホムセンで購入)
用土水苔のみ
増やし方子株も胞子培養も可能 ※子株が非常に出やすい品種です

育成環境・育て方(管理方法)

難易度(育成の難しさ)3:ふつう、慣れれば難しくない
(1:とてもかんたん~5:とても難しい の5段階評価)
我が家の気候・関東地方の暖地(最高気温38℃/8月、最低気温:-5℃/1月 2024年データ)
・耐寒性ゾーン:8b(− 9.4°C ~− 6.7°C)
置き場所(管理場所)・春(4月~6月):24時間屋外の日陰
・夏(7月~9月):9時くらいまでは屋外の日陰、日中は室内(2階吹き抜け)、17時以降涼しくなった時点で屋外の日陰
・秋(10月~11月):24時間屋外の日陰、11月からはほぼ室内
・冬(12月~3月):24時間室内(2階吹き抜け)
最適な温度の範囲15℃~30℃くらい
耐暑性(最高温度)32℃
耐寒性(最低温度)10℃
光量(日当たり)・直射日光はNG(葉焼けの原因に、最悪そのまま枯れます)
・室内でも十分育ちますが、北側など光がほぼない場所はNG
・つまり、明るい日陰がベストです
風通し・屋外:南向きの日陰でよく風があたる場所で管理(南と東が空いたインナーバルコニー)
・室内:サーキュレーターで空気を循環させる(直接風は当てない)
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水やり葉水:100均の霧吹きで葉からしたたるくらいに濡らします。
・春(4月~6月):午前中に一度
・夏(7月~9月):午前中に一度(9時くらいに室内に取り込むまで乾くことを目安に)
・秋(10月~11月):午前中に一度
・冬(12月~3月):12時~14時頃に気が向いたら(寒がる可能性もあるのであまりあげていません)

水苔の水やり:冬以外は、基本1~2日で完全に乾くくらいサッと水をあげます。
・春(4月~6月):常温、朝イチか夕方に水苔がカラカラになったら
・夏(7月~9月):常温、朝イチか夕方に水苔がカラカラになったら
・秋(10月~11月):常温、朝イチか夕方に水苔がカラカラになったら
・冬(12月~3月):少しだけ温めた水を、その日一番暖かい時間帯に

※ビカクシダの水やり方法は「ビカクシダの水やり方法【タイミングや頻度・葉水・季節ごとのやり方など徹底網羅】」に詳しくまとめています。
肥料基本なくても全く問題ありません。水だけでも十分育ち、小さく管理したい人は肥料・活力剤などはあげない方がいいです。

・春(4月~6月):週1回くらい液肥を規定量の2倍薄めてあげる
・夏(7月~9月):月1~2回くらい活力剤を規定量の2倍薄めてあげる
・秋(10月~11月):月1~2回くらい、活力剤か液肥を規定量の2倍薄めてあげる
・冬(12月~3月):あげない
害虫対策冬にカイガラムシが特に発生しやすいです。下記症状が出た時点で、カイガラムシを手でこすって取った上で規定量を水に溶いた殺虫剤を吹きかけています。

・葉の表面にぷっくりした白~茶色のつぶがつく(カイガラムシ本体です)
・ベタベタした透明な液体?が葉や、管理している場所の床や壁などに付く

ビカクシダ・ホーンズサプライズの成長記録

ここからは私のスマホの中にある写真(統一感がなく見づらくてすみません)と、私のThreadsインスタグラムの投稿を引用しつつ、ビカクシダ・ホーンズサプライズの成長記録をまとめています。

その日の気温や管理場所、その時点での育て方のポイントや気付いたことなどもまとめていますのでご参考になさってください。

2025年9月6日:お迎えして1ヶ月間してようやく板付け

この日の環境

  • 午後12時00分
  • 室内 1階リビング東の壁
  • 晴れ
  • 気温27℃

お迎えした日は8月19日なのですが、我が家の環境に慣らすために最も気温変化の少ないリビングに置きっぱなしで管理していて板付けしたのがこの日。さすがにちょっと放置しすぎてしまい、せっかくたくさんついていた子株がほぼ全滅…

とはいえ環境変化で枯れやすいのは知っていますし、ホーンズサプライズはマダガスカリエンセの血をひいているので子株が非常に出やすいのも知っていましたので気にせず管理。

とりあえず成長点から新芽(胞子葉)が見えているので大丈夫かなと思っています。

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2025年9月24日:新しい胞子葉が急成長

この日の環境

  • 午前9時30分
  • 屋外 インナーバルコニー
  • 曇り
  • 気温24℃

暑さが落ち着きはじめたからかわかりませんが、新しい胞子葉が急成長していかにもホーンズサプライズらしい先端が幅広の照りがある葉っぱになってきました。

暑すぎなければふつうに成長しそうな気がするので、お迎えする前~つい先日まではちゃんと育てられるか不安でしたが、そこまで気をもまなくても大丈夫なのかもしれません。

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2025年10月8日:胞子葉がさらに成長し、次の新芽が見え始める

この日の環境

  • 午前10時20分
  • 屋外の日陰 インナーバルコニー
  • 晴れ
  • 気温28℃

前回から2週間して胞子葉はさらに成長。星状毛が少なめでツルツルてかてかした質感がさらに目立ち、さらに幅は広く、分厚く短い状態になりました。

※おそらくこれは私の管理している環境の影響が強いと思っています(南向きの屋外で2面が外に面している光量強めの環境)。

そして次の新芽(胞子葉)を顔を出していて、こちらも順調に成長している様子です。

2025年の秋は、うちに来て間もないこともあって薄めの有機活力剤のみで過ごしていますが、来年(2年目)からは肥料を与えるなどすればよりぐんぐん成長する子になりそうな予感…

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2025年10月22日:気温が一気に下がってきたので室内に避難

この日の環境

  • 午前9時10分
  • 室内 2階吹き抜け
  • 気温19℃

10月後半になって一気に気温が下がりました。私の住む地域では10月21日と22日で一気に気温が下がって夜温が今シーズン初の10℃予報だったので、ホーンズサプライズは低温に比較的弱い品種だと聞いていることもあって室内に避難。

前回の記録時から、新芽(右側に展開している胞子葉)が2倍ほどの大きさになったものの、晩夏~初秋の時期に比べて成長は鈍化しているようですので、ここから先は成長が止まりそうな予感がします。

ちなみにこの時期から水やりの方法も少し変えていまして、さすがに気温が下がって水苔の乾くスピードも落ちてしたこともあり、夏で水差し2~3杯くらいあげていたのを1杯のみに変更(ホーンズサプライズ以外の全品種)。湿度高い状態だと、気温低下に伴ってより冷えることにもなるかな…という懸念からこんな水やりに変えてみていますが果たしてどうでしょうか。

寒さで弱ってお星さまにならないように気を配りながら管理していこうと思います。

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2025年11月5日:室内管理に移行。右側の胞子葉が2倍くらいの大きさに

この日の環境

  • 午前9時30分
  • 室内 階段吹き抜け
  • 曇り
  • 気温17℃

11月に入って気温が低下、最高気温は20℃に届かず、夜温(最低気温)は10℃を下回る日が続くようになってきたので、寒さに弱いホーンズサプライズは室内管理に移行しました。2階の階段吹き抜けで管理していまして気温は15℃以上にはなっているようです。また、暖かい空気が溜まりやすい天井付近に置いています。

前回からの変化点は右側の新しい胞子葉で、前回から2週間ほど経過しますが2倍くらいの大きさになりました。ここ数日寒くなってからは成長鈍化しているようにも見えますが、ちゃんと成長はしている様子。

今のところ、途端に黄色くなったり、葉がヘタったりなどの変化は見られないのでおそらく元気かなと思いますが、我が家にきて最初の冬なのでやや過保護に管理しようと思っています。

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2025年11月22日:古い胞子葉が枯れて抜け、新芽の胞子葉はさらに成長

この日の環境

  • 午後12時10分
  • 屋外の日陰(インナーバルコニー)
  • 晴れ
  • 気温17℃

前回からの変化点は主に2つ。茶色く枯れた古い胞子葉が1本抜けまして、また、すでに成長しきったかなと思っていた上部の胞子葉はさらに大きくなりました。

葉は照りがあり、葉先にかけて広がり垂れる形状が共通しています。

11月の気候はすでにホーンズサプライズには寒すぎるかなと思っていたのですが、予想に反して成長していて、室内なら冬の間も成長するのかなーと思っています。

というわけでこの日は最高気温17℃予報で比較的暖かかったので薄めの液肥+有機活力剤を入れて水やり&3時間くらい日光浴させました。

次の新芽はまだ見えていませんが、既存の葉っぱは新芽が成長したり、古い葉っぱが抜け落ちたりちゃんと動いていますので焦らず見守ろうと思います。

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2025年12月10日:成長鈍化。やや胞子葉が大きくなったような…

この日の環境

  • 午前9時40分
  • 室内 階段吹き抜け
  • 晴れ
  • 気温14℃

さすがに冬なので成長鈍化しています。右側の胞子葉がやや大きくなったように見えますが、成長点から次の新芽はまだ確認できません。

また、既存の古い胞子葉は枯れが進んできています。寒くなってきましたし、褐斑細菌病かなと思っています。(下記写真)

室内管理ですが冬ですし気温は上記のとおり最高15℃程度なので当然といえば当然。とはいえ株が弱らないよう1週間ほど様子見て、あまりに変化なければリビングなどのより暖かい場所に移動しようと思います。

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2025年12月17日:変化が見られないので置き場所をリビングに変更

この日の環境

  • 午前10時10分
  • 室内 リビング南側窓
  • 晴れ
  • 気温26℃

1週間経過を見た結果、胞子葉の成長なし・成長点から次の新芽が見えない(むしろ茶色くて枯れているようにすら見える)状態だったので、寒さが原因なのかもと思い場所を移動しました。

※2階階段の吹き抜け(最高気温15℃程度)→ リビング南側の窓カーテンレール(最高気温25℃程度)、つまり家中で最も温度・湿度ともに変化が少なく快適に過ごせる場所

仮にこれでまた成長し始めたら「原因が寒さだった」のがわるので良しですし、仮に株ごと枯れてしまってお星様になったとしても「寒さに弱いので冬は暖かい場所に移動必須」「成長期に入る前(初夏まで)に購入して環境に慣らしが必要」という経験値が手に入るのでそれも良し。

また1週間観察して経過を書きます。

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ビカクシダはネットで購入がおすすめ!

私はビカクシダのほとんどをビカクシダの森さん or メルカリで購入しています。
ビカ森さんはビカクシダの国内販売のパイオニアかつ最大手。
メルカリは出品者の評価・発送地域と、株や胞子の入手先をきちんと確認しすれば安心です。

観葉植物のこと
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この記事の著者
pakiki

インドアグリーン研究家。「おうち時間を楽しむ」をテーマに、個人宅で楽しめる植木や観葉植物とその育て方を発信しています。インテリアやエクステリアをはじめ、様々な分野の専門家の発信をサポートする現役マーケッター。Amazon Vineメンバー。

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