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【2026年8月】ビカクシダ育成環境・水やりレポート:猛暑・台風・不在時のトラブルを乗り切るデータ分析

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2026年8月の我が家のビカクシダの育成・管理環境のレポートです。

猛暑に加え、台風やゲリラ豪雨、数日間の不在など環境変化の激しい1ヶ月でした。とはいえ全体的には気候的には過ごしやすい1ヶ月だったかな思っています。というわけで2026年8月も水やりを行った時間帯をベースにした気温・湿度・照度の生データと、日々の管理記録をもとにレポートしました。

個人宅でビカクシダを無理なく手軽に、かつインテリアとしてかっこよく育成したいという方はぜひご参考になさってください。

※関連ページ(本レポートと合わせてお読みください)

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2026年8月のビカクシダ育成・管理サマリー

  • 不在時の乾燥対策: 8月上旬に4日間の不在期間(旅行のため)があったため、直前にすべての株へ水差し半分〜3杯の水を与えて完全に湿らせて対処しました。
  • 極度の水切れと葉の矯正: 暑い上に外で管理する時間が長かったため、アルシコルネ、ポップソーダの水苔がカリカリに硬くなる水切れが発生しました。また、日差しと暑さでくたっとなった葉をシャキッと立たせるため、水やり後に数時間から一晩「上下逆さまにして放置する」処置を取り入れました。
  • カイガラムシの再発: 7月に環境改善を図ったビフルカツムですが、8月28日に胞子葉へのカイガラムシ再発を確認。手で全て取り除きました。

2026年8月の気候データと育成環境の傾向

日々の育成ログから抽出した8月の気候・環境データは以下の通りです。

  • 記録時間帯: 朝7:25 〜 夜22:15
  • 気温の範囲: 21℃ 〜 36℃(※日中は36℃の猛暑日から、台風時の21℃まで大きく変動)
  • 湿度の範囲: 40% 〜 90%
  • 照度の範囲: 30ルクス 〜 10000ルクス(※屋内避難時と屋外管理時で変動)

8月も基本的には「午前10時〜13時頃までに屋内の2階階段吹き抜けへ避難させ、気温が下がる17時〜18時頃に再び屋外(インナーバルコニー)へ出す」というローテーション管理を徹底。一方で、8月12日の台風や、ゲリラ豪雨の際にはあえて屋外(ウッドデッキなど)に出し、雨ざらしにして自然の水を活用しています。

近年では珍しい涼しい夏なのでビカクシダ管理も比較的楽

猛暑日・酷暑日はあったものの、全体的には近年にしては珍しく過ごしやすい涼しい気候の続いた夏でした。

最高気温が30℃を切って20℃台にとどまった日が8日間もあり、月の後半は最高気温が35℃以上になった日は1日のみ。例年の8月は午前中のうちにビカクシダを室内に取り込む作業がルーティーン化していましたが、今年はインナーバルコニーで終日出しっぱなしの日が月の半分くらいあったと思います。

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そのため大きなトラブルもなく、夏のピークを乗り越えることができました。

2026年8月:ビカクシダの品種別水やりと肥料の管理実績

品種名水やり・給水方法肥料の回数・タイミング
ビーチー、ポップソーダ、アルシコルネ水差し2杯 / シャワー / 不在前は最大3杯4回(8/4、8/12、8/16※硫安なし、8/26)気温が低下する予報の日や不在前など
フーンシキ、チャンタブーン、ディバーシフォリウム水差し2杯 / シャワー / 不在前は最大3杯4回(8/4、8/12、8/16※硫安なし、8/26)気温が低下する予報の日や不在前など
ウィリンキー、ホーンズサプライズ水差し2杯 / 雨ざらし / 不在前は最大3杯4回(8/4、8/12、8/16※硫安なし、8/26)気温が低下する予報の日や不在前など
ビフルカツム水差し1〜2杯 / シャワー / 雨ざらし1回(8/4)不在前など
ヒリー水差し2杯 / 雨ざらし / 不在前は最大3杯4回(8/4、8/12、8/16※硫安なし、8/26)気温が低下する予報の日や不在前など
ネザーランド、キッチャクード水差し1〜2杯 / シャワー / 不在前は最大3杯4回(8/4、8/12、8/16※硫安なし、8/26)気温が低下する予報の日や不在前など

今月の施肥は、向こう4日間の最高気温が35℃に届かない予報の日(8/4)や、翌日からの気温低下が見込まれる日(8/26)など、株へのダメージを避けるために「気温が下がるタイミング」を意図的に狙って行いました

また、ダメージ回避のための「冷却目的」の水やりも行っていて(8月26日)、水苔が完全に乾ききる直前の株があったものの、直近2日間が高温・低湿度だったため、株を冷やして熱ダメージを回避する目的であえて前倒しで水やりを行っています。同じ目的で、8月28日には完全に水苔が乾く直前のタイミングで、通常の水差し2杯→1杯へ水量を減らしてあげるなどの対応もしています。

気温・気候の変動が激しかったので、それに応じて水やり・施肥の仕方も変えた1ヶ月でした。

2026年8月・ビカクシダの成長記録(Threads)

ここまでご紹介してきた管理方法でどんな風にビカクシダが成長しているのか、私のThreadsで月に一度更新している投稿を一部ご紹介します。

ディバーシフォリウムは初の胞子を確認

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チャンタブーンは貯水葉が扇状に広がり大きく成長

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2026年8月のトラブル:水切れ・葉垂れ・害虫(カイガラムシ)

2026年8月もトラブルが発生したので、内容と対処法をメモしておきます。

水切れ・葉垂れ

8月21日には1日外出してそのままにしていた結果、アルシコルネとポップソーダの水苔がカリカリに硬くなる水切れが発生しました。また、日差しの影響などでアルシコルネやビフルカツムの胞子葉がくたっとなってしまいました。

これに対しては、水やりや葉水を行った後、数時間から一晩「逆さまに吊るして放置する」ことで、葉を立たせたい方向へ強制的にクセ付けする対処を行いました。(下記写真)

その結果、翌日には葉がピンとした状態になっていました。

カイガラムシの発生

7月末にカイガラムシが発生し、環境改善を図っていたビフルカツムですが、8月28日の夜に胞子葉に再発しているのを発見したので、即、手ですべて取り除いて対処(ベタつくのですがこれが一番確実な対処方法です)

強健な品種とはいえ、一度発生したカイガラムシの撲滅には根気強く風と光を当て続ける必要がありそうで、過酷な暑さもピークを越えつつありますが、9月も引き続き「風と光」の確保を第一に、天気予報や気温の変動をこまめにチェックしながら水やり頻度を調整していく予定です。

来月に向けて

2026年8月の育成ログのデータから、9月の想定と方針をまとめました。

気温安定に伴う屋外管理への移行と、水やりサイクルの変更

先述したように、8月下旬(8/27〜8/28)の記録でも気温が23℃〜27℃まで下がり、過ごしやすい日が出てきました。

ここ最近は最高気温が32℃以下に収まってきており、天気予報でも向こう2週間はどんなに気温が高くても32℃ほどの過ごしやすい日が続く見込みです。そのため、猛暑日のような日中の屋内避難は減らし、ほぼ終日インナーバルコニーに出しっぱなしの管理でいけそうだと考えています。

気温と湿度が安定してくるこの時期は、ビカクシダが本格的な成長期に入ります。そこで9月からは、1回の水やりの量を少なく(水差し2杯から1杯へ減らす)して、水苔の「乾・湿」のサイクルを短くする予定です。これにより水やりの頻度が上がり、結果として薄めた肥料を与える回数を自然に増やすことができるため、秋の成長を促していきたいと考えています。

ただし、気候が良くなる分だけ乾燥も進むため、朝の葉水は絶対に忘れないようにします。それ以外でも、水やりのタイミングで全株に葉水をあげる習慣は引き続き徹底していきます。

3代目スパーバムのお迎えと育成方針

残念ながら先月お星様になってしまったスパーバムですが、8月末に新たに「3代目」となるスパーバムをお迎えしました。

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スパーバムは特に肥料が好きな品種なので、上記で設定した「乾湿のサイクルを短くして肥料の回数を増やす」という新しい水やり方針と非常に相性が良いはずです。このやり方で株の様子をしっかり観察しつつ、大事に大きく育てていきたいと思います。

カイガラムシの徹底警戒と予防対策

8月末にビフルカツムへの再発を確認しましたが、実は我が家で一番の大株であるネザーランドにもカイガラムシの発生を確認しており、全体的に害虫が発生しやすくなってきているのを感じています。

昨年はカイガラムシの発生が原因で枯らしてしまった株があるため、秋の成長期とはいえ決して油断はできません。日々の観察で注意深く見ながら育てるのはもちろんのこと、被害が広がる前に、予防としてあらかじめ殺虫剤などを散布することも視野に入れて管理していきます。

ビカクシダ育成・管理に使用したもの

私がビカクシダ育成・管理と、記録に使用したものをまとめておきます。

ビカクシダの水やり方法と管理環境の生データ

上記レポートの元になった生データはnoteで公開しています(有料・300円)

※スプレッドシート、2026年6月24日以降のデータをずっと更新し続けています

主に水やりを行った日ごとに

  • 時間(◯時◯分)
  • 普段の管理場所(移動した場所と移動した時間も)
  • 天気
  • 気温(℃)
  • 湿度(%)
  • 照度(ルクス)
  • どの品種に水やりをしたか
  • 肥料をあげたとしたら、何の肥料をどのくらいあげたか
  • その他追加情報(旅行時はこんな風に水やりした、害虫が発生したのをどう対処したか)

という情報をまとめています。イメージはこんな感じです。

ご興味のある方は下記リンクから私のnoteをご覧ください。

ビカクシダ
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この記事の著者
pakiki

自然体園芸家。「自然体園芸」を掲げ、今の自分の暮らし方をベースに無理に植物に合わせすぎない・お金をかけすぎない園芸、楽しみ方を発信。観葉植物(主にビカクシダとコーデックス)と小さな庭でガーデニングを通して自分らしい暮らし・ウェルビーイングを実現する研究をしています。Amazon Vineメンバー。

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